- 0. Calsketの動作環境など
- 1. Calsketのインストール
- 2. 権限セットの割り当て
- 3. アプリケーション参照権限の付与
- 4. 定期的なジョブ実行の開始
- 5. 初期データ移行
- 6. メールの送信設定の確認
- 7. Calsketへのアクセス
- 8. モバイル
- 9. カレンダーの共有設定
0. Calsketの動作環境など
- Webブラウザ Saleforceがサポートしているブラウザに準拠
- Salesforceエディション Enterprise, Unlimited, Force.com, Developer, Performance(Communityでの利用には対応しておりません)
- Calsketは日本国内での利用を前提としたアプリです。現状、日本以外のタイムゾーンで利用することはできません。
- Calsketの利用にはSalesforce APIにアクセスできる必要があります。下記手順にそって設定後も動作しない場合は、プロファイルの「システム権限」の「APIの有効化」にチェックが入っていることをご確認ください
- その他、Calsketの制限事項については「Calsketの制限事項」をご参考ください
1. Calsketのインストール
① AppExchange内の「Calsket」ページにアクセスし、「今すぐ入手」ボタンをクリックしてください
② AppExchangeにログインしてください(AppExchangeへのログイン)
③ インストール環境を選択します
④ 「私は契約条件を読み、同意します」にチェックを入れ、「確認してインストール!」ボタンをクリックしてください
契約条件(利用規約)はこちらのページからも参照可能です。
⑤ 「管理者のみのインストール」を選択し、「インストール」ボタンをクリックしてください
※この画面の前にログイン画面が表示される場合はインストール対象のSalesforce組織のアカウントでログインしてください。
⑥ サードパーティアクセスの許可にチェックを入れ、「次へ」を押します
Googleカレンダーと連携する場合に必要となる承認です。
⑦ 以上で完了です。「完了」ボタンをクリックしてください
2. 権限セットの割り当て
Calsketの利用にはユーザへの権限セットの割り当てが必要です。Calsketには利用ユーザ用の「Calsket」とCalsketのシステム管理者用の「Calsket管理」の2つの権限セットが用意されています。下記の手順に従って必要なユーザに必要な権限セットの割り当てを行って下さい。
① Salesforce組織にログインし、設定画面に遷移してください
② 「クイック検索」 ボックスに「権限セット」と入力し、「権限セット」 を選択します
③ 割り当てる権限セットをクリックして下さい
④「割り当ての管理」ボタンをクリックしてください
⑤「割り当てを追加」ボタンをクリックしてください
⑥ 割り当てを行うユーザを選択し、「割り当て」ボタンを押してください
⑤ 以上で完了です。「完了」ボタンをクリックしてください
3. アプリケーション参照権限の付与
Calsket関連アプリケーションの参照権限の付与をプロファイル単位で行います。Calsketが提供しているアプリケーションは下記の3点です。
- Calsket (cuhacker__cuhacker_lightning) : Lightning Experience用のCalsketアプリケーションです。CalsketおよびCalsket管理用のタブが含まれています
- Calsket (cuhacker__cuhacker) : Salesforce Classic用のCalsketアプリケーションです。
- Calsket管理 (cuhacker__cuhacker_admin) : Salesforce Classic用のCalsket管理者向けアプリケーションです。
設定手順
① Salesforceの管理画面を開きます
② クイック検索ボックスで「プロファイル」と入力し、「プロファイル」をクリックします
③ 参照権限を付与するプロファイルをクリックします
④ 編集ボタンをクリックします
⑤ 「カスタムアプリケーション設定」セクションで、参照権限を付与するアプリケーションの「参照可能」チェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします
⑥ 以上で設定完了です。必要に応じて各プロファイルに同様の設定を行ってください。
4. 定期的なジョブ実行の開始
Calsketの動作には定期的なジョブの実行が必要です。下記の設定は必ず「Caskets」及び「Calsket管理」の権限セットとCalsketのライセンスを割り当てられたユーザが実行してください。
また、Calsketのインストール後もこの「定期的なジョブの実行の開始」を行ったユーザからは上記の権限及びライセンスの割り当てを外さないようご注意下さい。
① Lightning Experienceの場合は「Calsket」アプリケーション、Salesforce Classicの場合は「Calsket管理」アプリケーションを開き、「Calsket設定」タブに移動して下さい
② 「定期的なジョブの実行」セクションの「定期的なジョブ実行の開始」ボタンをクリックしてください
③ 以上で実行完了です
5. 初期データ移行
初期データ移行は既存のSalesforceの行動データをCalsket上で参照するために必要な操作です。Calsketでは最大3カ月前以降が開始日時に設定されている行動データを表示することが可能です。
Calsketをインストール後に登録されたSalesforceの行動データはすべてCalsketに自動的に表示されます。
① Lightning Experienceの場合は「Calsket」アプリケーション、Salesforce Classicの場合は「Calsket管理」アプリケーションを開き、「Calsket設定」タブに移動して下さい
②「初期データ移行」セクション において、Calsketに表示したい行動の期間を選択し、「初期データ移行開始」ボタンをクリックして下さい
③ 設定完了のメールが届きましたら、Calsketの初期データ移行は完了です
6. メールの送信設定の確認
① Salesforceの設定画面のクイック検索ボックスに「送信」と入力し、「送信」をクリックします。
② 「メールを送信するためのアクセス権 (すべてのメールサービス)」セクションの「アクセス権」を「すべてのメール」に設定し、「保存」ボタンをクリックしてください。
7. Calsketへのアクセス
Calsketへのアクセスは、Salesforceの「Calsket」アプリケーションに移動することで利用可能です。
① Lightning Experienctの場合(アプリケーションランチャーからCalsket)
② Salesforce Classiceの場合(アプリケーションメニューからCalsket)
Calsketが表示され、使用を開始できます。
8. モバイル
SalesforceのモバイルアプリのナビゲーションメニューにCalsketを追加する設定手順です。
① Salesforce組織にログインし、設定画面に遷移してください
② 「クイック検索」 ボックスに「ナビゲーション」と入力し、「Salesforceナビゲーション」 を選択してください
③ 「Calsket」を選択し、ナビゲーションメニューに追加します
④ モバイル端末にてアプリのナビゲーションメニューにCalsketが追加されていることをご確認ください
9. カレンダーの共有設定
ここまでの設定でCalsketを利用することも可能ですが、この状態で行動に名前や関連先を登録せずに保存した場合、「行動の所有者」「所有者の上位ロールのユーザ」「システム管理者」以外のユーザは他人の予定の詳細を参照することができません。
以上を回避するため、下記の「「予定あり」としか表示されない他人の予定を参照する方法」の手順で設定を行ってください。
以上で基本的な設定は終了です。その他、必要に応じて下記のページもご参考ください