1. 変更可能な項目について

MatchingMapの地図では、表示するオブジェクト項目を自由に設定できます。

以下は求職者レコードを中心点とし、求人施設レコードをマーカーとしてプロットする「付近の求人施設」の地図で、赤枠の箇所が設定可能です。

これらの項目は、「MatchingMap管理」>「オブジェクト設定」の「地図表示設定」セクションで設定可能です。

2. 地図設定の追加

地図設定は、オブジェクト設定セクションで選択した求職者、求人の組み合わせで、複数の地図を定義できます。

MatchingMapをインストール後は、サンプルオブジェクトを使用するデフォルトの設定がすでにありますが、実際に使用するマッチングオブジェクトに変更すると地図表示設定はクリアされ、はじめから設定する必要があります。

地図設定の追加は、地図表示設定セクションのタブの右にある[ + ]ボタンをクリックします。

追加ボタンをクリック後、以下のダイアログが表示されます。

求職者と求人のどちらを中心点として、マーカーとして表示するかを選択し「追加」をクリックするとタブが追加されます。

中心点、マーカーとして表示するオブジェクトの組み合わせが同じ地図設定がすでにある場合、既存の地図設定を選択して設定をコピーすることができます。

その場合は、「既存の設定を選択してコピー」から既存の地図設定を選択します。

コピーされる項目は以下の項目が対象です。

  • ヘッダー項目設定

  • リスト項目設定

  • フィルター設定

  • ポップアップ設定

3. 基本設定

地図の表示ラベル、地図名を設定します。

表示ラベルは、地図のヘッダーに表示されます。

地図名は、地図を起動した際にどの地図設定を使用するのかを決定するためのIDとして使用します。

例えば、地図名が「near_by_facilites」の場合は以下のように、地図を起動するボタンのURLのmapidパラメータに指定します。

/apex/matchingmap__index?id={!matchingmap__MM_JobSeeker__c.Id}&mapid=near_by_facilities

地図を起動するボタンは中心点として選択したオブジェクトに設定します。ボタンの設置方法については「「付近の求職者・求人」地図を起動するボタンを作成してページレイアウトへ配置する」を参照ください。

4. 中心点の表示設定

4-1. ヘッダー項目設定

ヘッダーに表示される中心点として選択したレコード上表に表示する項目を選択します。

項目を追加をクリックすると項目選択画面が表示されます。

項目を選択して決定ボタンをクリックします。参照をたどって設定することも可能です。

項目の削除は、項目右のXをクリックします。

表示順の並び替えは、項目を選択して右の並び替えボタンで入れ替えることができます。

※ 地図のヘッダーには、ヘッダー項目として設定した項目の中でログインユーザが参照可能な項目のみ表示されます。

5. マーカー表示設定

5-1. リスト項目設定

地図に左のレコードリストで表示する項目を選択します。

項目の追加、削除、並び替え方法はヘッダー項目設定と同じです。

※ 地図の左に表示されるレコードのリストには、リスト項目として設定した項目の中からログインユーザが参照可能な項目のみ表示されます。つまり、項目レベルセキュリティが適用されます。

5-2. フィルター項目設定

レコードの絞り込みに使う項目とを選択します。項目の値以外のレコード情報で絞り込みを行う「マッチングの有無」や「中心点からの距離」フィルターを追加することもできます。

項目の追加、削除、並び替え方法はヘッダー項目設定と同じです。

「マッチングの有無」や「中心点からの距離」フィルターは、「特別なフィルターを追加」のプルダウンから選択して追加できます。

項目の値によって絞り込むフィルターは、選択した項目のデータ型に応じた入力が自動で表示されます。

サポートしているフィルターの種類は以下のとおりです。

選択リストおよびレコードタイプ

選択リストのオプション値による絞り込みが可能になります。

※ フィルターにフォーマットが適用されている場合、フォーマットの値をフィルターで確認できます。

※ デフォルトでは項目に定義されているすべてのオプション値が表示されますが、必要なオプション値のみに絞り込むことが可能です。
また、「文字列」型やテキストを返す「数式」項目を選択リストフィルターとして設定することもできます。

詳しくは「6. 選択リスト項目のフィルターのオプション値設定」を参照ください。

※ レコードタイプが定義されているオブジェクトで「レコードタイプ.名前」または「レコードタイプ.レコードタイプ名」を選択した場合、これらの項目はテキスト型ですが、レコードタイプをオプション値とする選択リストとして扱われます。

テキスト、ロングテキスト

入力した文字列を含む項目の値を持つレコードに絞り込みます。

数値、通貨

最小値、最大値を指定して範囲による絞り込みが可能です。

チェックボックス

チェックボックス項目のチェックの有無による絞り込みが可能です。

日付

日付を指定した範囲による絞り込みが可能です。

※ 地図のフィルターの項目は、フィルター項目として設定した項目の中でログインユーザが参照可能な項目のみ表示されます。

マッチングの有無

対象レコードを関連付けるマッチングレコードが作成済みかどうかによる絞り込みが可能です。

フィルターのラベルはマッチングオブジェクト名に置き換わります。

中心点からの距離

中心点として表示されるレコードの地位位置情報とマーカーとして表示される各レコードの地理位置情報との距離で絞り込みが可能です。

地図を表示するURLでradiusパラメータを使用して読み込むレコードの範囲を指定している場合は、最大値は指定したradiusの値になります。

参照: 5. 検索対象範囲の最大半径を指定するには

5-3. マーカーのフォーマット(文字/アイコン / 色)を設定する

地図上にプロットされる検索対象(求職者が中心の地図では求人施設オブジェクト、求人施設が中心の地図では求職者)のマーカーは、レコードの項目の値によってフォーマットを設定することができます。

マーカーのフォーマットは以下のように文字、アイコンと色を指定できます。

フォーマット設定を開く

マーカーフォーマットを設定するには、フィルター項目設定の各項目の歯車のアイコンをクリックして詳細設定を開きます。

フィルター項目の詳細設定で「フォーマット」タブで設定します。

フォーマットタイプを選択

マーカーフォーマットは、データ型が「選択リスト」、「テキスト」および「チェックボックス」の項目に設定可能です。

これ以外のデータ型の項目では「フォーマット」タブは非表示となります。

「フォーマットタイプ」は、以下の2タイプが用意されています。

  • 文字・アイコン: マーカー中心に文字またはアイコンを表示

  • : マーカーの色

デフォルトのフォーマットを設定

「デフォルト値」には、いずれの設定の値にも合致しない値を持つレコードにセットされるフォーマットをセットします。

上記の例では、取引先 評価の値が「Warm」、「Hot」以外のレコードのマーカーの色は灰色になります。

フォーマットの選択

フォーマットの変更は▼ボタンをクリックすると文字・アイコン設定、色ピッカーが表示されます。

文字・アイコン設定は「文字」タブと「アイコン」タブのいずれかから設定をします。

文字を入力する場合、入力フィールドに1文字入力して「適用」をクリックします。

アイコンは、アイコンをクリックすると選択されます。

色ピッカーは、色をクリックすると選択されます。

使用するオプション値の追加・削除

フォーマットを割り当てるオプション値を追加するには、表の下のプルダウンから未追加のオプション値を選択し、追加をクリックします。

ラベルは、設定でのみ利用する項目ですので、デフォルト値であるオプション値と同じ値のままで問題ありません。

オプション値の削除は、各行の「X」をクリックします。

フォーマット適用順の設定

フォーマットは表の並び順で上から適用されます。適用順は行を選択後右のボタンで 入れ替えることができます。

5-4. 選択リスト項目のフィルターのオプション値設定

選択リスト フィルターのオプション値設定について詳しく説明します。

テキスト項目を選択リストのように絞り込み可能にする

選択リストのフィルターは、データ型が「選択リスト」、「選択リスト (複数選択)」の項目に加えて、「文字列」型、およびテキスト型を返す「数式」でも利用できます。

例えば、数式で「CASE」や「IF」関数を使用して文字列を返している場合に、数式によって返される値を選択リスト フィルターのオプション値として利用できます。

IF(NumberOfEmployees < 10,
"Small Business",
IF(NumberOfEmployees < 100,
"Medium Business",
"Large business"
)
)

このような数式が設定されている「会社規模」という項目の場合、以下のように選択リストフィルターとして設定することができます。

「文字列」型、テキスト型を返す「数式」項目にオプション値を追加

フィルター項目設定で、「文字列」型、およびテキスト型を返す「数式」の項目の詳細の設定を開くと「選択リスト値」タブがあります。

フォーマットを割り当てるオプション値を追加するには、選択リスト値タブを開き表の下のテキストボックスにラベルとオプション値を入力して「追加」をクリックします。

オプション値の削除は、各行の「X」をクリックします。

また、オプション値の並び順は表の右の「△」「▽」ボタンで変更できます。

「選択リスト値」タブで追加した、オプション値は「フォーマット」タブで利用可能になります。

「選択リスト」型項目のオプション値の絞り込み

「選択リスト」型の項目をフィルターに設定している場合、デフォルトでは項目に定義されているオプション値すべてがフィルターに表示されますが、レコードタイプごとに使用するオプション値を割り当てているなど、地図のフィルターでは使用しないオプション値がある場合、フィルターに表示するオプション値を選択する設定が可能です。

「選択リスト型」項目の詳細設定で「選択リスト値」タブを開くと、「利用するオプション値を選択する」チェックボックスがあります。

「利用するオプション値を選択する」をチェックすると、項目のオプション値が選択可能になります。

左の「非表示のオプション値」には、初期状態では項目に定義されているすべてのオプション値がリストされています。

フィルターで使用するオプション値を選択するには、「非表示のオプション値」からオプション値を選択して「▶」ボタンをクリックすると、オプション値は「表示するオプション値」に移動します。

「表示するオプション値」の並び替えは、表示順を右の「▲」「▼」ボタンで行います。

5-5. テキスト型フィルターで除外ワードによる絞り込みを有効にする

テキスト型の項目のフィルター項目詳細設定を開き「その他の設定」タブを選択します。

「除外フィルターを使用する」をチェックします。

地図のフィルターでは以下のように除外ワード用の入力が追加されます。

5-6. レコード詳細ポップアップで最初に開くタブを指定する

地図にプロットされたマーカーをクリックして表示されるレコード詳細ポップアップは、ページレイアウトのセクションごとにタブで表示します。

タブの並び順は、ユーザが割り当てれているページレイアウトのセクションの順に左から並びます。

MatchingMapでは、レコード詳細ポップアップを開いたときに、最初に表示するタブを設定することができます。

最初に開くタブは、「MatchingMap管理」>「オブジェクト設定」>「付近の求人地図の表示項目設定」または、「付近の求職者地図の表示項目設定」の「ポップアップ設定」>

「デフォルトで開くセクションのラベル」でセクションのラベルを設定します。

「デフォルトで開くセクションのラベル」に値が設定すると、詳細ポップアップを開いた際に、入力した値にマッチするセクションがあった場合それを最初に開きます。

5-7. 読み込み対象レコードの絞り込みを設定する

MatchingMapは、デフォルトで100km以内に存在するレコードをすべて地図に読み込みますが、一部のレコードが表示対象外、例えば求人施設に取引先オブジェクトを設定していて、取引先には求人施設以外のレコードが含まれている場合、それらを表示対象から除外することができます。

マーカーとして設定したオブジェクトにチェックボックス型の項目を用意し、それを「地図上にプロットするレコードかどうかを表すフラグ項目」で選択します。

地図上には設定した項目の値が「True」のレコードのみ表示されます。

例えば、上記の例で求人施設を表すレコードタイプ「求人施設 (WorkPlace)」であった場合、レコードタイプ名が「WorkPlace」の場合にTrueとなる数式項目を用意します。

地理位置情報取得バッチでも、このチェックボックス項目の値がTrueのレコードのみ対象となります。

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